2015年3月3日火曜日

分離されたって、あーた。:Raspberry Piでファイルサーバを構築。sambapasswdが見つからかった件

こんばーんわー。
今日はふと思いついてディスクの空き容量が少なくなってきたので、ファイルサーバを新調することにしました。

数年前に使っていたHPのネットブックにCentOS載せて、外付けのハードディスクくっつけて運用してたんですが。
でも容量が250GBだし、ちょっと物足りないんですよね。
ちょうど先日購入したRaspberry Piもホコリをかぶっていることだし、電気屋さんで安いハードディスク買ってきて、ファイルサーバにしちまおう、と。

戦利品。2TBで一万円ちょっと。まあこんなもんじゃろ。

で、あとはRaspberry Piに外付けハードディスク接続してー。認識自体は無問題ー。
sambaの設定してー・・・。
おっと、そもそもsamba入れてなかった。うふふー。

さくっとインストール・・・しようと思ったらエラー。
どうもパッケージの情報が古かったみたい。コチラの記事を参考にして、「sudo apt-get update」を実行。
よっしゃ。今度は通った。
下の画面は、MacBook AirからVNC使ってRaspberry Piの画面を表示させてるところ。
でも考えてみれば、guiってほぼ使わないし、動作も遅いしで、これ以降はssh経由で作業してました。


で、今度は接続した外付けハードディスクをマウント。
お買い上げ状態ではNTFSフォーマットされてます。
でも、万一Raspberry Piがぶっ飛んだら、Windowsパソコンにでも接続して使えるようにしたい。
というわけで、Linuxのファイルシステムにはせず、NTFSのまま使うことにする。

今度はntfs-3gをapt-getでインストール。
「apt-get install ntfs-3g」でさくっと。いやー、便利だなー。

ここらへんはさくさく進む。webmin入れて〜。sambaの共有フォルダの設定して〜。
そーれWindows機から接続だー!わははははー、らくしょうじゃーん。

・・・。
・・・・・・。あれー・・・?

(じつは本記事のメインはここから。)
何度やっても共有フォルダにアクセスできない。MacBook Airからもダメ。
webminで何度もパスワードの設定をやりなおした。
すでに稼働しているファイルサーバの設定画面を横に並べて、まったく同じ設定にした。
それでも繋がらない。
ユーザ名が存在しないか、パスワードが違うよーって怒られる。
ああ、怒られるのは仕事だけでいいんです。最近怒られっぱなしだから、もういいんですよう。

・・・で、ググっているうちに、「smbpasswdでパスワード設定しないとダメよ?」みたいな情報を見つける。えー・・・。
・・・だってwebminでUnixユーザとSambaユーザを同期するように設定したもん。ちゃんとやったもん。
でもできてないのは確かなので、とりあえずsmbpasswdを実行・・・実行・・・じっ・・k
コマンドがみつかりません
えええええ!
だってさっき、「apt-get install samba」やったじゃん!
パスワード設定ツールくらい、一緒に入れてくれるんじゃないの!?

と思ったら違った。
http://lists.debian.or.jp/debian-users/201104/msg00010.html
「samba-common-binパッケージに分離されたようです。」

。゚(゚´Д`゚)゚。
ぶ、ぶんり・・・って・・・。
半信半疑のまま、「apt-get install samba-common-bin」を実行。
smbpasswd userでパスワードを設定。
う、Windows機からログイン・・・。
・・・。
嘘みたいにあっさり繋がった

えっ、ええー・・・。
前はこんな苦労したことなかったのにな・・・。

教訓:「人間はしばらくやってないことはあっさりと忘れる」

おまけ:
ついでにこんなのも買っちゃった。Raspberry PiはUSBケーブルで給電だし、便利かなって。
最近、この類の製品ふえてますよねー